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sylphid

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Mañana será otro día

2010年 04月 02日 ( 1 )

c0012819_7223937.jpg先日、産業廃棄物処理計画書の運行経路図なるものを作成中「牧の鼻」なる地名が目に入りました。今日はその牧の鼻にまつわるお話を。。。
画像は博多湾北部の地図です。
南にある島が博多湾を埋め立てて作られたアイランドシティー。
北東のとうのはる駅からわじろ駅の間がひところ保護問題で騒がれていた「和白干潟」。。
この付近一帯ががわたしの少年時代の夢と冒険の場所でした。。
和白干潟については少々思うところもあるのでまた後日として、今日のお話は地図中央の牧の鼻のこと。30数年前まではここ牧の鼻は甲蟹の生息地だったんですよ。当然そのころはアイランドシティーなる埋め立て地はなたった頃のことです。

始めて甲蟹と遭遇したのは、かれこれ40年近く前のこと。 
いつものように、和白干潟で一年上の悪ガキ先輩ふたりと三人で遊んでいました。
その日は大きな丸太が漂着していて、三人で丸太にまたがって遊んでいたらダンダン沖に流され出したのです。和白干潟はどこまでも歩いていけそうな遠浅の海岸。あまり気にしなかったのだけど、もともと透明度が悪くて底がよく見えない海。心配になってはきても丸太から降りる勇気も持てず、手をオール代わり岸に向かって漕ぎ続けたどり着いたのが牧の鼻の海岸でした。ここは和白干潟に比べると潮に洗われているからでしょうか、幾分きれいな砂と岩肌の混じった浜辺でした。「おい、しっとおやぁ。ここ、甲蟹がおるっちぇえ。」「うそ、うそ。どこにおる?」なんてことを言いながら捜していると見つけたんですよ。数匹の甲蟹を。「持って帰ろうじぇ。」ということになって、一匹のかぶとがにをぶら下げ、博多湾に沈む夕陽を浴びながら家路についていると、もちろん歩きですよ、なんだか、臭うんです。。
「ねぇ、なんか臭わん?。」
「うん、臭う。」
「それ、腐っとらん?。」
「うわっ。腐っとお!!。」
「臭かぁぁぁっぁあぁx。」
「もう、捨てやい。そげなもん。」
「何処ぇ。何処でん、捨てられんめえもん。」
「そこ。池があるやん。」
「池?。。池って、これ、ひとんがたの庭やん。。」
「良かろうもん。。。」
そういうことになりまして、よそ様の庭先にあった小さな池の縁にそっと甲蟹を放して、悪ガキ三人は帰って行ったのでした。
 『ごめんなさいぃぃぃぃっぃぃ。。。。m(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m^^;^^;』

ひょっとして、あのとき牧の鼻に流れ着かなかったら。。私はいま、ここにはいなかったかもしれませんね。。
                fin
by sylphid-mave | 2010-04-02 06:02 | ぶつぶつ戯言独り言 | Comments(0)