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Mañana será otro día

2008年 03月 24日 ( 1 )

あおによし

万葉集三巻 三百二十八番歌
 大宰少貳小野老朝臣歌一首
青丹吉 寧樂乃京師者 咲花乃 薫如 今盛有
あをによし ならのみやこは さくはなの にほへるがごと いまさかりなり
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いきつけの《大宰府政庁跡地》にある歌碑です。

万葉歌人の小野老朝臣(おののおゆあそみ)が、大宰府にあって都の春を詠ったこの歌は平城京の都を、爛漫と咲き誇る桜の花に見立てて歌っています。
青は燃え出る緑を、丹は都の赤を
あおによし。
美しい奈良の都にかかる枕詞と思われがちですが・・・・・・・


『広辞苑』によると、
あおに‐よし【青丹よし】アヲ‥〔枕〕(ヨもシもともに間投助詞)「奈良」「国内(くぬち)」にかかる。奈良に顔料の青丹を産出したことが秘府本万葉集抄にみえるが、事実か伝説の記録か不明。一説に、「なら」に続けたのは顔料にするために青丹を馴熟(なら)すによるという。

つまり、奈良で産出された青丹という顔料がその語源。
なんだか、色気もそっけもないね。
奈良に都が遷る前から、
奈良は「あをによし」だったわけです。
 
でも、青丹吉は《奈良の都》の枕詞って思ったほうが、
イメージいいよね。。

都府楼《大宰府政庁跡地》は梅が過ぎて
桜花爛漫の時を待っています。

来週あたり
薫如 今盛有となるでしょう。。
by sylphid-mave | 2008-03-24 22:53 | 雑談 | Comments(4)