ポピー、この花を見るとどうしても・・・・・
で、
・・・・・チョット一休みで先月植物縁で撮ったお花ネタ・・・・・・
ポピー・・・この花を見るとどうしても、、、、
1.ケシの卵大の実(蒴果)を傷つけて、流れ出る乳液を掻き出す
2.掻き出した乳液を乾燥させるか、もしくは生のアヘンを一度湯通しする
3.乳液に湯を注ぎ、上澄みを取る。残りは別の薬品と混ぜて飲み薬にする
4.上澄みを鍋で煮詰める
5.煮詰めたものを目の荒い布でこす
6.汁に灰を混ぜて再び煮詰める
7.数時間煮詰めると飴状のものができる。それがアヘンとなる
(中国のアヘンは↑のような工程を経て精製される。)
・・・・・・・を連想してしまう。。
花は絹か紙細工のように華奢で可憐なのですが、
蕾とその実は、
猥雑であり
禍々しく、
おどろおどろしく
退廃と、妖艶な妖しいまでの美しさを持っている。。
ってケシの蒴果からのイメージですけど・・・
日本ではケシの栽培はあへん法で禁止されています(よくいわれますが麻薬取締法ではありません)。ケシといっても阿片が採取出来る品種はほんの一部、莢(さや)が大きくなる一部の品種のみです。園芸種からは勿論採取できません。とはいえ、関西のほうでは、阿片が取れる種類のケシが家の軒先で咲いていたり、野原に咲いていたりするらしいですが。
阿片はモルヒネやコデインなどの強力な麻薬の原料となります。これらの成分には麻酔、鎮痛作用があるため医薬品として利用されますが、習慣性があるため心身の怠廃、犯罪の誘因となることがあります。そのためあへん法では栽培やあへんの採取、譲渡、廃棄を厳しく禁止しています。ただし条件付で種子の売買は自由だということです。また栽培も学術目的など許可を取れば問題ありません。
コデインは、咳止めの市販薬にも入ってます。
咳止め薬にはコデインの他に漢方の麻黄から精製されるエフェドリンという成分が含まれているものもあります。
エフェドリンは覚醒剤メタンフェタミン(ヒロポン)の元。
こんなヘロインや覚醒剤の親戚みたいなお薬が小児用の咳止めシロップに普通に入ってたりするんですからね。
これって結構凄い事なんじゃないかな。
薬は用法用量を守って正しく使いましょう。。
決して、飲み過ぎないように。。。
結局お花ネタじゃなくなってしまった。。ハハh。