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Mañana será otro día

ラテン・ラブ・ソングス

ラテン・ラブ・ソングス_c0012819_10484647.jpgいつものTSUTAYAで「ラテン・ラブ・ソングス」ってCDを借りてきました。
ラテンにラブソングって似合いすぎ?
確かに、ホントあっちの人は腰のあたりがこそばくなりそうな、歯が浮いてきそうな台詞を良く普通にいえるモンだと思います。幸いにも、スペイン語を理解し得ないので曲だけをいいなぁと聴くことが出来るのですけどね。誰でも知っていそうな曲が沢山並んでます。「ある恋の物語」とか「ソラメンテ・ウナ・ベス」とか。「時計をとめて」は大好きな曲です。日本人好みの曲ですね、日本でも誰かが唄っていたような。

その中で今日は「ベサメ・ムーチョ」について。
たぶん誰でも知っている曲だと思います。
そしてあまり良い印象を持たない人も多いのでは。
場末のキャバレーでかかりそうな、親父の臭いのしそうな、・・
少なくとも素敵な恋人達のラブソングって感じじゃないですね。
では、その歌詞を
・・・・・・
キスをしておくれ、もっとキスをしておくれ
まるで今夜が最後であるかのように
キスをしておくれ、もっとキスをしておくれ
後で君を失うのではないかと心配なのだ
ああ、キスをしておくれ、もっとキスをしておくれ
まるで今夜が最後であるかのように
キスをしておくれ、もっとキスをしておくれ
後で君を失うのではないかと心配なのだ

君に近くにいてほしい
そばで君を愛したい
私のそばにいる君を見たい
考えてごらん
おそらく明日わたしは遠いところにいるだろう
ここからとても遠いところに
ああ、キスをしておくれ、もっとキスをしておくれ
まるで今夜が最後であるかのように
キスをしておくれ、もっとキスをしておくれ
後で君を失うのではないかと心配なのだ
キスをしておくれ
・・・・・・

日本語で歌われている歌詞とは少し違いますが、やっぱりベタベタの感じがします。
でも少し不自然な感じがしませんか。
・・今夜が最後・・だとか
・・遠いところにいるだろう・・とか

実はこのキスは“いまわのきわ”にいる夫(彼)の生涯最期の望みで
妻(恋人)に求めているキスなのです。
歌詞のの作者が友達の彼(夫)を見舞いに行ったときの詩だそうです。
それを思いながらこの「ベサメ・ムーチョ」を聴くと、
涙が出そうなほどの名曲になってしまうのです。
今度この曲を聴く機会があったら生涯最期のキスを思って聴いてみてください。

・・・この話も竹村さんの本で知りました。・・・

PS.
竹村淳さんのサイトを見てたら少し古い記事ですがオマーラの歌う「ベサメ・ムーチョ」の事が書いてあった。聴きたい聴きたい是非聴きたいよぉ~
by sylphid-mave | 2005-06-19 10:52 | 音居間Latin

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