人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

sylphid

sylphid.exblog.jp

Mañana será otro día

《Moliend café》「ラテン音楽名曲名演名唱 ベスト100」

「ラテン音楽名曲名演名唱 ベスト100」
第1章 
とりあえず知っていないと話にならない10の超有名曲
⑥ーコーヒー・ルンバー

「昔、アラブの偉いお坊さんが、恋を忘れたあわれなおとこに・・・・・・」
なんて、でたらめな歌詞でブレイクした超有名曲。。
ナンで、ラテンがアラブなんだよ!!!
ベネゼエラのコーヒーがどうしてモカ・マタリなんだよ!!!
誰だ、こんないい加減な歌詞をつけたのは。!!
責任者、出てこいって感じだよね。。

原題は「Moliend café(コーヒーを挽きながら)」と言います。。
アラブのお坊さんの歌はめっちゃノリのいい曲ですが。。。。
以下引用。。
----------------引用------------------
 日本ではトロピカル・タッチの演奏ものが好まれるが、哀愁味のある歌詞を聴かせる唄ものも捨てがたい。「午後の光が落ちる/影がよみがえる/静寂の中でコーヒー園はふたたび聞いている/あの悲しげなひびき/古い挽き臼の愛のうた/夜の眠りの中でこう語っているようだ/愛の悩みを/ひとつの悲しみを/サンボのマヌエルは苦しみの中にもっている/疲れをしらずひと晩中コーヒーを挽きながら」(高場将美訳)といった内容だが、こんな歌にさえ、奴隷~コーヒー園での過酷な労働~かなわぬ愛への苦悶といったラテンアメリカにありがちの図式が見えかくれしている。これを見逃していてはいつまでもラテンアメリカを理解できないことにもなる。
--------------引用終わり----------------------
と、言うこと。。
ラテン音楽は空騒ぎの音楽ではありません。
ラテンの原点は哀愁。どうしようもない哀しみなのです。。

元祖、HUGO BLANCOの MOLIENDO CAFE


José Feliciano - Moliendo Café
ホセ・フェリシアーノは大好きなアーティスト。。
彼もまた、ハリー・ベラフォンテ同様根っからのラテン系と言いづらいところがあるもの事実なんですが。。。。。。
ホセ・フェリシアーノの事はまたどこかで触れることにしましょう。。


竹村さんお勧めフリオ・イグレスアスのモリエンド・カフェ
Julio Iglesias--Moliendo café

by sylphid-mave | 2010-01-24 20:06 | 音居間Latin

by かぁ